「きょうの好奇心を、胸へ届ける」a-STATION(FM KYOTO) 森 夏子さん
a-STATIONは大手ネットワークに属さない独立局として地元京都府民に愛されているFM放送局です。今回はa-STATION FM KYOTOのDJである森 夏子(もり なつこ)さんにお話を伺いました。
MK新聞12月1日号より。
地元京都から京都らしさをお届け
「タクシーに乗ると、いつもドライバーと話をします。お店に入ると、お店の人に話を聞きます。
飲食店ならカウンターに座り、移動手段は周りの景色が見える電車・バス・タクシー」と話すのは、α-STATIONでDJとして活躍している森夏子さん。
いつでも情報収集をしていて、地元の人に聞いて、自分の目で確かめている。
森さんが担当する番組のなかで、「ONE FINE DAY」は、月~金の午前11時~午後3時に放送されている。
京都府内のイベント情報を中心に、音楽と街ネタを提供。
森さんは、金曜担当で、特に午後1時30分頃~の映画コーナーは、自身で企画したものだという。
京都の映画館で放映するもの、京都・滋賀・奈良が舞台になっているものを中心に、月間10~20本を実際に見て確かめてから、番組で紹介している。
森さん自身が映画とライブが大好きだから、京都のライブ情報の紹介も豊富になっている。
次に「ONLY LOVE RADIO」は、伝説のバンドHOUND DOGの元キーボーディスト、蓑輪単志さんが最新の音楽の解説や自身の音楽活動などを紹介。
蓑輪ファンが多く人気の番組になっている。
ピアノやクラシックバレエの経験を持つ森さんとの熱い音楽談もあるという。
最後3つ目の「Thank Goodness!」は、女性がさらに輝き続けるための応援プログラム。
美容、食、健康をキーワードにお届けする。
心地よい音楽に乗せて女性DJ2人による楽しいトークが繰り広げられる。
α-STATIONは、開局31年目、地元京都府民に愛されているFM放送局。
大手ネットワークに属さない独立局として、京都の音楽・芸術・食文化・風土を届ける。
現在はアプリ「radiko」で全国の京都ファンのリスナーにも届けられるようになった。
「リスナーさんにとってラジオDJの姿は見えない存在ですが、毎日同じ時間、声を聞いてくださることで遠い親戚や、近所の人のような存在になれればいいな」と森さんは話す。
同じ時間を共有し、人の想いを大切にして、一緒に泣いたり、笑ったりしているという。
特にコロナ禍で人との交流が疎遠になった頃、α-STATIONは人の温もりを感じるものとして、リスナーの心をつかんだ。
今日もリスナーの心を動かすメディアとして京都から放送している。
森 夏子 さん
a-STATION FM KYOTOのDJ。
「地元京都から京都らしさをお届けしています。
ラジオ(京都89・4MHz)、radiko(ラジコ)でドライブや日常のお供にお聴きください。
メッセージ・リクエストをお待ちしています。」
■a-STATION(FM KYOTO)
1991年7月1日開局
周波数:89・4MHz
本社スタジオ:京都市下京区水銀屋町620番地COCON KARASUMA8階
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