チーム一丸でお客様に満足を!滋賀初のBMWに乗務する横井周作社員インタビュー
今回、滋賀MKで新たに導入したBMWの乗務担当ドライバーに話を聞きました。
車両だけではなく、ドライバーやチームが一丸となってお客様に満足いただくことを考えていました。
感染症対策にともなう新しい生活が始まり、今後は自動運転による新しい時代を迎えます。
MKタクシーとしましては、変化が激しい中でも、各人ができること、やるべきことを進めていくほかありません。
特に現場では日々試行錯誤を繰り返しながら、お客様へのサービス向上に努めています。
ここでは、そんな現場の努力を伝えていきたいと思います。
横井周作社員インタビュー
2019年10月 滋賀MK入社
2021年8月 BMWの乗務を担当
お客様に喜ばれる接客や車両
入社2年目の横井社員。これまでの乗務内容を振り返ってもらいました。
「入社後初めは、スタンダードのカムリに乗務しました。昼勤だけでなく夜勤も一通りすることに。タクシーの夜勤のお客様は昼と違ってお酒を飲んで気持ちよくなられている方が多いですね。私は接客は好きなので、お客様にはさらに気持ちよく乗っていただきたいと接し、また安全に乗っていただきたいと運転にも気をつけていました。」
「入社して半年後、ハイグレードワゴンのアルファードに乗務することに。アルファードに変わって仕事内容がそこまで変わるかと言われれば大きくは変わりません。しかし、そのなかでも長距離のお客様を多く担当するようになりました。伊丹や関空への空港送迎です。コロナ禍で外国のお客様は少ないですが、国内の方の需要はあります。」
「観光は少ないですが、ビジネスで企業の方が貸切で利用されることも普段からあります。アルファードでお迎えに上がると、『期待以上の車両が来た』とお客様が喜んでいらっしゃるのがわかります。」
コロナ禍での不安をなくす
横井社員の入社間もなくいわゆるコロナ禍に入りそれが長く続いていますが、不安はなかったか聞いてみました。
「朝の無線放送でMKグループの青木社長が話す言葉を聞いて、奮い立っています。確かにこういう厳しいとも思える状況ですが、だからこそ今、気を引き締めていかなければと思います。一組一乗車を大切に丁寧に。例えば、一乗車ごとにお客様が触られたところを消毒していますし、窓もしっかり開けて喚起するようにしています。自分が関せしないように、そしてお客様に少しも不安にさせないように、それが大切だと思います。また、京都MKでのワクチン職域接種2回を完了したことも安心材料になっています」。
導入したBMW740e
BMWが持つ特別感と快適性
滋賀MKでは2021年8月にBMWを導入し、横井社員はその昼勤本務に就くことに。
MKのなかでも最高クラスのBMWの特徴を話してもらいました。
「BMWは滋賀MKで初めて1台導入したもので、他社や個人タクシーでも街中では見ませんので、とても珍しいと思います。ですので、お客様の反応もアルファード以上で『近いのにこの車でいいの?』とか『MKにBMWがあったのか!』と驚かれることが多く、高級感や乗り心地のよさで、地元住民の方にも企業の方にも喜んでいただけています」。
一般的には輸入車に乗るとウインカーとワイパーとを間違って操作するなどあるようですが、横井社員は
「乗務中は集中しているので間違ったことはありません。逆にタクシー乗務ではない普段の自家用車で間違いそうになったことがあります。」
とのこと。より注意することには
「アルファードより車高が低く、目線も下になりますので、車間距離を十分にとるように意識しています」。
そして横井社員は「長距離でのご利用やビジネスでの接待にぜひ使ってください」と勧めていました。
「アルファードなどとくらべても内装に高級感があります。お客様が乗られる後部座席にもシートヒーターのみならず、風を送ってシートを冷却 する機能があり、暑い日や湿度の高い日でも快適に過ごせます。特に1~2人での移動では気持ちよく乗れます」。
チームで提供するお客様への利便性
最後に、横井社員の理想や目標を聞くと、会社が一丸となって一人のお客様に向き合う大切さを話しました。
「BMWといういい車両があっても、私一人ではお客様を満足させられません。一人で仕事をしているわけではなく、コールセンターなどの協力があってこそ、お客様により気持ちよくご乗車いただけるものです。社内各部門が協力しながら、お客様目線を第一に考え、少しでも早く、便利に快適にタクシーを提供していかなければなりません。」
「例えばアルファードは大きく広い車内で快適ですが、年配の方や足の不自由な方では、その大きく高い車体のために、たとえステップを付けても乗り降りがしにくくベストな車とは言えません。このBMWでも同じで、年配の方には乗り降りしにくいこともあります。一人ひとり、そのお客様に合わせて、目的地に早く行きたいニーズ、広い車内を使いたいニーズ、高級感や特別感を味わいたいニーズなど、タクシーの利便性を提供することが理想です。」
「私個人としては、入社後指導してもらった班長のようなドライバーを目指します。お客様が自家用車を自分で運転するより、私の運転するタクシーを利用するほうが安心安全だと思ってもらえるように。また、私はお客様のお荷物を家の前まで運んで『そこまでしなくても』との声もありますが、そういったお客様に喜んでいただけることを積極的にやり続けたいと思います」。