2019秋期研修実施|LGBTQツーリズムと車いすのお客様への対応をテーマに

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2019秋期研修実施|LGBTQツーリズムと車いすのお客様への対応をテーマに

2019年9月24日から10月17日までの間、京都MKと滋賀MKでは、全ドライバーを対象に、安全運転と接客サービス向上を目指した定期研修を実施しました。
今回は、LGBTQツーリズム講義と車いすのお客様への対応がメインテーマです。

 

 

秋期研修とは

MKでは、毎年春と秋に半日の定期研修を行っています。
全てのドライバーが約50名ずつの28組にわかれて研修を受講します。

役員講話、安全指導室講義、運転実技はほぼ毎回固定です。
2019年秋の今回は、特にLGBTQ+(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー・その他の性的マイノリティ)の旅行者への対応と車いすのお客様への対応に重点を置いたカリキュラムを組みました。

身だしなみチェック

身だしなみチェック

プログラム(午前の部の場合)

7:30 身だしなみチェック
7:45 ラジオ体操
7:50 声出し
8:00 セレモニー
8:05 役員挨拶
8:25 LGBTQツーリズム講義
9:25 休憩
9:40 安全指導室講義
10:10 車いす・運転実技
11:30 スローガン唱和

 

LGBTQツーリズム講義

MKは、サービス業としてLGBTQ+の方々を正しく理解することが第一だと考え、2019年8月、IGLTA(国際LGBTQ+旅行協会)に正式に加盟しました。
IGLTAグローバルアンバサダーの池内志帆様を講師にお招きし、LGBTQ+のお客様への接客の心得をお伺いしました。
特に集団行動となる修学旅行などでは口には出せないことが多いため、お手洗いなどは男女別になっていない施設に案内する工夫などを教えていただきました。

 

車椅子への対応

車いすのロックを必ず確認

車いすのロックを必ず確認

もうひとつのテーマは、車いすののお客様への対応方法です。
MKの原点でもある、お年寄や身体の不自由な方、妊婦の方、深夜の急病人などタクシーを必要とされる方々に思いやりを込めた対応を確認するためです。
車いす対応マニュアルを再度確認し、特に動作に入る際に安全への配慮と車いすのロック確認に注意をしました。

50点満点で採点

50点満点で採点

  • 笑顔(8点)
  • 声(8点)
  • ドア(8点)
  • スムーズさ(8点)
  • 文言(8点)
  • 車椅子(10点)

の6項目がきちんとできているか、計50点満点で採点しながら行われます。
お客様の安全に関わる部分となりますので、文言・動作ともに臨機応変な対応を心がけています。

 

運転実技研修

最後に、毎回恒例の車両を使った運転実技研修です。
運転実技でも毎回テーマを変えて行っていますが、今回はバックでのスラロームです。
カラーコーン(パイロン)やコーンバー(棒)で仕切りを作り、その仕切りの中で実際の車両を運転することで、各自の運転技術を知り、技術向上に努めるとともに、死角等の安全確認をすべきポイントを学びました。

 

おわりに

このような徹底した教育指導を通じて、MKはすべてのお客様にとって安心・安全・快適なタクシー会社を目指してまいります。
お客様におかれましては何卒ご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

MKタクシーホームページ

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