グローバル・ビジネス・レポート【91】「新型コロナウイルスと就職活動(中)」|MK新聞連載記事

よみもの
グローバル・ビジネス・レポート【91】「新型コロナウイルスと就職活動(中)」|MK新聞連載記事

MKタクシーの車載広報誌であるMK新聞では、長岡技術科学大学に協力いただき、「グローバル・ビジネス・レポート」を2013年2月1日から連載しています。
MK新聞2020年11月1日号の掲載記事です。筆者プロフィールは新聞掲載時点のものです。

長岡技術科学大学 経営戦略・技術経営・ものづくり経営研究室の重田大樹さんの執筆です。

オンライン面接で使用したパソコンと面接時の筆者の服装

オンライン面接で使用したパソコンと面接時の筆者の服装

 

新型コロナウイルスと就職活動(中)

前回の記事では、新型コロナウイルスによって2021年卒業予定の大学生の就職活動のスケジュールがどのような影響を受けたのかを書いた。今回の記事では、このような状況の中で、私が実際にどのような就職活動を行ってきたのかを書いていく。
前回の記事に書いた通り、私は2020年1月から本格的に就職活動を開始した。1、2月にはインターンシップに参加したA社で早期選考の資格が得られたため、応募することとした。関心を持っていたB社でも早期選考が行われていたためSPIの勉強とエントリーシートの作成を主に行っていた。

しかし、A社では書類選考で不採用となった。夏、冬のインターンシップに参加し、インターンシップのグループ活動でも良い結果を残しており、書類選考は通るだろうと思っていたため、ショックは大きかった。B社では1次選考、2次選考まで進んだが、不採用となった。

3、4月は、新型コロナウイルスのため、企業の説明会、就活イベントは軒並み中止となっていった。私はオンラインの企業説明会にエントリーするとともに、YouTubeに就職活動に関する動画が多数、投稿されていることを知り、YouTubeを活用するようになった。就職活動の動画の投稿者は様々で、大学生、企業の方、企業から独立した方が動画を投稿していた。動画の内容は、主に自己分析の方法や1次から最終面接までによく聞かれる質問集、模擬面接の動画が投稿されていた。また、定期的にライブ配信が行われ、大学生の就職活動での悩みや疑問点を直接、回答することもあった。

その後、就職活動はオンラインが主流となり、SPIは企業独自の試験に変更、または筆記試験自体を省く企業もあった。面接は、zoomなどを用い、オンラインで実施されるようになった。企業の面接官の方は、自宅におられる場合もあれば、会社の会議室におられる場合もあった。多くの企業の方もオンラインでの面接は初めてだったと思うが、もちろん私も初めてだった。カメラは基本的に使用するため、私は通常の面接の時と同じように、いつもスーツを着て、自分が写る背景はすっきりと見せるため壁や窓際が写るようにした。また、複数人での面接の際には雑音が入らないように、自分が話すとき以外は自分の音声をミュートにして他の学生が話している内容に反応するようにしていた。

面接の質問の内容は、新型コロナウイルスの影響を受ける前とあまり変わらなかったと思うが、通信環境によって動画(会話)が遅れる、止まることもあり、誰かが話をしている最中に別の人が話してしまうことがあった。面接官の質問に対して、私の回答が終わっても通信の遅れのため反応が返ってこないと思い、また話してしまうこともあった。通常の面接とは異なりオンラインの面接では、通信環境によってスムーズに会話や質問の受け答えができないという問題が生じていた。
今年度の就職活動は、新型コロナウイルスのため、突然、オンラインに切り替えられ、学生、企業とも試行錯誤しながら就職活動を進めていたと思う。次回の記事では、まとめとして私の就職活動全体を振り返る。

 

筆者プロフィール

茨城県出身。茨城高専卒。現在、長岡技術科学大学情報・経営システム工学課程の第4学年に在籍。

 

MK新聞について

「MK新聞」は月1回発行で、京都をはじめMKタクシーが走る各地の情報を発信する情報紙です。
MK観光ドライバーによる京都の観光情報、旬の映画や隠れた名店のご紹介、 楽しい読み物から教養になる連載の数々、運輸行政に対するMKの主張などが凝縮されています。
40年以上も発行を続けるMK新聞を、皆さま、どうぞよろしくお願いします。

ホームページからも最新号、バックナンバーを閲覧可能です。

 

グローバル・ビジネス・レポート バックナンバー

この記事が気に入ったらSNSでシェアしよう!

関連記事

まだ知らない京都に出会う、
特別な旅行体験をラインナップ

MKタクシーでは様々な京都旅コンテンツを
ご用意しています。